「ジョコビッチの生まれ変わる食事」を読んで。書評

ジョコビッチの生まれ変わる食事

皆さん「グルテンフリー」といった言葉を聞いた事はありますか?

こちらの記事を開いていただいたということは、少なからずジョコビッチやグルテンフリーに興味を持たれているのではないでしょうか。

私はスポーツ観戦が好きでテニスもよく観るのですが、昨今は日本人テニスプレイヤーである錦織圭選手の活躍もあり、注目されているスポーツの一つだと思います。

そんなプロテニス界において長い間世界ランキング1位に在位し、圧倒的な力を見せている「ノバク・ジョコビッチ選手」。テニスに詳しくなくても、名前は聞いた事があるといった方は多いのではないでしょうか?

今回は、そのノバク・ジョコビッチ選手の著書「ジョコビッチの生まれ変わる食事」を読んで感銘を受けたので、簡単ではありますが書評を書きました。

本書は読み物としてとても面白く、単なるグルテンフリーの本や自叙伝としてだけではなくビジネス書のような一面もあるので、多くの方に読んでいただきたい本だと感じたことが紹介しようと思った経緯です。

大げさではなく、「この一冊を読んで人生が変わった!」といった人もいると思いますよ。

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本の内容

著者のノバク・ジョコビッチ選手はセルビア出身の28歳(2015年現在)で世界最高峰のテニスプレーヤーです。

本書はジョコビッチ選手がトッププレーヤーとしての壁を乗り越えるきっかけとなった食事療法(主にグルテンフリー)について解説したものです。

ジョコビッチを生まれ変わらせた食事

ジョコビッチ選手は4歳からテニスを始め、2008年の1月には20歳と8ヶ月という若さで全豪オープンでグランドスラム初優勝を達成しました。

このように若くから頭角を現していたいたジョコビッチ選手ですが、試合途中で棄権することも多く「調整不足」や「体調管理ができていない」と言われ、ブーイングされることが多かったようです。

1日5時間、毎日休みもなく猛練習をしていたジョコビッチ選手が調整不足なはずがありませんし、本人もそんなはずがないと思っていたようですが、それでも動きが鈍く好不調の波があり、体重過多だったのは、「食物アレルギーが全ての原因だった」と分かりました。

そう、ジョコビッチ選手はグルテンと乳製品に対して強い不耐症があったのです。

・グルテン不耐症とは
グルテンとは、たんぱく質の一種で小麦などの穀物に含まれている。
このグルテンが多くのアレルギーの原因となっており、頭痛や疲労感など体調不良だけでなく、精神状態にまで影響を及ぼす。これらのグルテンに対するアレルギー症状を、グルテン不耐症(過敏症)と言う。

血液検査の結果、グルテンと乳製品に不耐症があると分かったジョコビッチ選手は、グルテンフリーを実践しました。

グルテンフリーとは、グルテンを使わない食事療法です。パン、パスタ、うどん、シリアルなど、麦類で作られているものはもちろん、人工・加工食品にも隠れたグルテンが含まれているので、自然元来の食品を食べることを意識して行わないといけません。

同書でジョコビッチ選手はこのように言っています

最初はつらかった。あのソフトで噛みごたえもあるパンが恋しくてならなかった。今まで食べてきたピザ、甘いロール(菓子パン)、その他諸々の小麦が入っている好物が欲しくて仕方なかった。

これほどまでの好物を絶つことは、ジョコビッチ選手にとってとても辛いということは十分に伝わってきますが、それとは裏腹にグルテンフリーを続けることで、様々な変化が現れたようです。

「14年間悩まされていた夜間の鼻づまりが消え、体が軽くなり、活力が湧いてきたと」言っており、毎朝の目覚めも良くなったようです。

こうして2010年にグルテン不耐症と分かりグルテンフリーを続けたジョコビッチ選手は、食事を変えて1年で別人に生まれ変わったように調子を上げ、2011年のグランドスラム4大大会で3冠を達成し、初の世界ランキング1位となりました。

食事がジョコビッチ選手を変えたのです。

私もグルテンフリーを解説している本はいくつか読んだことがありましたが、「ふうん」程度のものでした。

しかし、トップアスリートであるジョコビッチ選手の体験を基に書かれているこの本は、グルテンフリーに興味を持たなかった私でも「ちょっとやってみよう」と思えるほど心を動かされる内容だったのです。

オープンマインドになるということ

私が本書の中で特に印象に残ったのはオープンマインド(開かれた思考)」になるといった文章です。

ジョコビッチ選手は、「テニスや師の薫陶を通じて開かれた思考を身につけることができ、今後もそうあり続けようと決意した。」と書いてあります。

だからこそ、「見ず知らずのシェトジェビッチ博士が「あなたの姿をテレビで見て、手助けの術が分かった」と言ってきたとき、乗り気になった」とも。

オープンマインドであったからこそ、グルテン不耐症ではないかという博士の意見を受け入れて聞くことができ、グルテンフリーを実践した。オープンマインドでなければ、これほどの成績は残せなかったかもしれません。

私が思うにオープンマインドとは、「先入観に囚われず、一歩引いた広い心で物事を見る」ことが大切だと思います。

拘ることは悪いことではありませんが、「オープンマインドでいることで様々な変化にも対応できる」ということをジョコビッチ選手は言いたかったのではないでしょうか?

さらに、本書の終わりの方でジョコビッチ選手はこのように述べています。

「愛、喜び、幸福、健康。こういったものこそ私がつねに求め続けているものであり、決して当たり前だと思ってはいけないものだ。
だから私は自分自身、人生、そしてこの世界のことをつねに意識するようにしていたいのだ。これが本当の意味での「マインドフルネス」(留意)ではあるまいか?これらすべてが私の成功に大きく寄与している。

深いですねぇ。こういったことを言える人間になりたいです。

この文章を読んで感じることはもちろん人によって違うと思いますが、本書を通しての流れを知るとまた感じ方は変わってきます。

全部読んでいただけると「読んで良かったな」って思える、考えされられる一冊になっています。

まとめ

簡単にまとめさせていたきましたが、少しでも興味をもっていただけたでしょうか?

やはりトップアスリートとなると、どこかを突き詰めないと上には上がれないんだなーと思いました。

私も普段から食事やトレーニングには気を使っていますが、素人レベルでも大変なのに高いレベルでそれらを維持するとなると、その努力は計り知れませんね。そもそも比べることすら失礼だと思いますが(笑)

冒頭でも触れましたが、読んで良かったなって思える本に出会えることはなかなかありません。

特にグルテンフリーに興味がある方、テニスやジョコビッチ選手に興味のある方は迷わず読むべきだと思います。

私自身もこの本を読んで現在グルテンフリーを実践中です。また、気になってアレルギーの血液検査も受けてきました。

後日併せてて紹介させていただきますね。

以上、ジョコビッチの生まれ変わる食事を読んだ感想でした。

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